「退く時は退けよ」

「何、それ? 私が負けるとでも思ってるの?」

あなたの物言いに、少しカチンと来た。

「違う、無茶はするなと言ってるんだ」

そんなこと、分かってる。

「私だって、いつまでも弱いままじゃないわ」

日に日に広がる、あなたとの差。
いつか、その背中が見えないくらい差が広がって。
あなたを見失ってしまうんじゃないかって。
私が恐いのは、ただそれだけだから。






「爆球HIT!クラッシュビーダマン」 美鷹→数馬

結局2人とも再登場しませんでしたね。。。