「頑張ったね」

くすくすと、楽しげな声。

「お疲れ様」

見る者を見とれさせるような銀色の髪と。
見る者を惑わせるような紅玉の瞳。

「あなたこそ」

――長い、長い年月。
同じ思いを抱きながら、それゆえに敵対しなければならなかった愛しい人。

「さぁ、還ろう――僕らのあるべき姿に」

「――はい」

差し出された手を取って。
あなたと2人、永遠に――。






「舞−HiME」 凪×真白

この2人のミステリアスな雰囲気が好きです。