「で、リーくん、結局何を入れたの?」

 今日もリエナにアタックしようとして、炎呪に彼女を連れ去られ、
キャットカフェの奥でウェンはいじけていた。
 そんな彼を励まそうと、リーがウェンの好きな飲み物を作りたいと言い、
ミエに厨房を借りたまでは良かったのだが。

「ふははははっ! 世界がぐーるぐる回ってるぞ〜! あっはっはっはっは!!」

 まさに酔っ払いの状態で、ウェンはテーブルの上に乗って踊っていた。
 溜息をつきながら自分の方を見てくるミエに、リーはにっこりと微笑んだ。

「それは秘密です」

「……リーくん……」

 ハァと、ミエは深い溜息をつくしかなかった。







「B−伝説!バトルビーダマン」 炎リエ前提・ウェン&リー&ミエ

え、私、ウェンのこと大好きですよ?